コラム
2024年11月18日
2本の電話
8月の暑い夏休み、中学生の男の子とお母さんが訪ねて来てくれました。
その男の子は以前きらきらに通われており、再会するのは7年ぶり。
突然「きらきらにいく」と文字盤を使って母に伝え、はじめは「きらきらさん行っていたね~」と話していたが、何度も伝えてくるので電話をさせてもらいましたと、日程を合わせ再会となりました。
中学生になられ、身長も伸び面影があるものの成長された姿にびっくり。以前使っていた文字盤から今は携帯を使って意思疎通を図っているとのこと。
しばらくお母さんと話をし、本人は慣れた様子で本を見たりし、あっという間の時間でした。
もう1本は、7年ぐらい前の電話。
子どもさんは小学校高学年になられ、どう関わっていけばいいのかわからない。話をしたいと電話をくださった。今の様子を聞いたり通われていた頃の様子を話していると、「話しを聞いてもらい、電話をしてよかった」と電話を切られました。
2本の電話、きらきらに通われていた頃を思い出し電話をいただき、とても懐かしくもあり、嬉しかった出来事でした。
子どもの成長、発達をはぐくむと共に “いつでも会える、話しができる” そんな居場所になれるように、節目等に顔をみせてくれる子どもさんや2本の電話から感じています。