松阪おもちゃの病院
松阪市のおもちゃの修理ボランティア、”松阪おもちゃの病院“をご存じでしょうか?
子どもの大好きなおもちゃが壊れてしまったとき、諦めて捨ててしまう前に、おもちゃの病院に持って行けば、“治る”可能性があります。元エンジニアらしき”おもちゃドクター“の方々が無料で丁寧に修理してくださいます。(毎月第2土曜日 県立みえこどもの城 開院時間10:00~14:00・偶数月第3土曜日 松阪ボランティアセンター開院時間 9:00~12:00)
私も、我が子が小さい頃に購入したTOMYの“くまのプーさん いっしょにかぞえて”を以前、修理に出したことがあります。はちみつの壺に、色とりどりのボールを入れ、プーさんといっしょに数えていくおもちゃです。プーさんが、「ボールをいれて」「いっしょにかぞえて」「〇こ出して」「あれ?多いんじゃない?」など、いろいろ話しかけてくれ、楽しみながら数のことを学ぶことができます。「発達を促す要素がたくさん詰まった優れた教材」という認識から、(ボールを持つ、離す、穴に入れる、ボタンを押す、隠れたボールが穴から出てくる、色の名前、数を数える、数量の理解、言語・指示の理解など。)療育に取り入れ、長く愛用してきました。長年の使用で、プーさんの音声と操作にズレが生じてしまい、おもちゃの病院を受診することに。1週間くらいの入院になりましたが、無事に治療を終え、退院してきました。足りない部品の調達はもちろんのこと、紛失してしまっていたプラスチックの中蓋も手作りで作っていただけたことに感謝感激でした。取り扱い説明書を持参したことも治療的に有効だったようです。全てのおもちゃの修理がうまくいくわけではないようですが、熱意のあるボランティアの皆さんが全力で治療にあたっていただけることは確かです。体調不良のおもちゃがありましたら、おもちゃの病院を受診し、元気回復を願ってみるのも一つの方法かもしれませんね。おもちゃも、持ち主の子どもも、大人もみんなハッピーな気分にしてくれます。