おてつだいあれこれ

子ども達は、掃除や片付け、洗濯物の始末や料理等、大人が仕事をする姿をよく見ています。「やってみる？」と声をかけると、のってきてくれる子は、結構いるのではないでしょうか。

例えば、「これ捨ててきて。」とゴミ箱に入れたり、食事の時お箸を並べたり、食べ終わった後に食器を台所に運ぶ、もの運びのお手伝い。洗濯物をピンチからはずしたり、ハンカチやタオル等をたたんで、決められた場所にしまう、片付けのお手伝いなどはいかがでしょうか。

大きくなって、見通しをつけることができる様になると、お料理も楽しめます。プチトマトのへたを取り、レタスをちぎってお皿に入れ、ゆで玉子の殻をむいてスライサーで切ってのせれば、サラダの出来上がりです。

どの内容も手指のコントロールをし、指示された言葉を理解して、物を分けたり集めたり等、考えながら作業します。何より、お手伝いの後すぐに、「できたね。」「ありがとう。」と言って褒めたり、感謝の声かけができるので、おうちの人とコミュニケーションをとるよい機会になります。

何でも、大人がやってしまった方が早いし丁寧なのは当たり前です。だからこそ、子どもがする事をじっくり待つ事が、大人の側の心得なのかも知れません。
お家の時間が増えている昨今、「うちの場合のお手伝い」を、またお聞かせ下さい。（中井）