わたしの先生

３年ほど前から韓国語を習っています。なにごとにも長続きしない自分が、これだけ続けてこられたのはめずらしいことで、不思議ささえ感じます。
ドラマを字幕なしで味わいたいと思ったことが習い始めた理由なのですが、子どもの頃とちがい、脳がかたくなり始めてからの語学学習は、とんでもなく時間がかかり、自分の頭の悪さ、覚えの拙さにどれだけ情けない思いをしているかわかりません。
それでも続けてこられたのは、韓国語やドラマの魅力というよりは、指導して下さる先生のおかげ。考えてみてもそれ以外にない気がします。
何度同じ間違いをしても、ガッカリした顔はされず、いつも笑顔で、やっとのことで少しだけ覚えた文法をほめちぎって下さり…。
教える側の忍耐強さ、寛容さ、ほめ上手であることの大切さ。
先生からは、語学だけでなく、そんなさまざまなことを教わっています。
少しでも上達して、先生に喜んでもらえたら…。
韓国語の魅力よりも、先生の魅力に触れるために。もう少し教室通いは続きそうです。