発達特性をお持ちのお子さまへの
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コラム
2023年10月6日

最近年を重ねて思うこと

皆さん、若い時より数倍、時の経つのが早く感じるってことはないですか? これには、シャネーの法則があるそうです。

“生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)”

“50歳の人が1年経過するのには50分の1”、 “5歳の人が1年間経過するのには5分の1”

つまり50歳の人にとっての10年間は、5歳の子どもにとっての1年間にあたり、5歳の子どもにとっての1日は、50歳の人にとっての10日にあたるということです。

「主観的に記憶される年月の長さ」を指したものであり、「今現在進行している時間の体感速度」でなく、「過去を振り返った時に感じる長さの印象」だそうです。

私も小学校6年間、中学校、高校生時代の各3年間が、すごく長く感じた記憶があります。最近の3年間は、本当にあっという間に過ぎてしまいます。

では、どうすれば若い時のように年の経過が長く感じられるのでしょうか? 楽しみの予定を待っている時間は長く感じるように、新しい経験、楽しい予定を計画されたらいかがでしょうか?

子どもの時のように新しい体験、出会い、発見等、わくわく感を感じることで長く感じる、つまり、大人になってからでも新しい経験を増やし、日々の生活に新鮮味を感じられれば、時の経過が長く感じられるということです。

年の経過をゆっくりと!と思われる方は、新しい経験、体験を始められたらいかがでしょうか? 実際に時間が早く過ぎると感じるようになった人は、同じことを繰り返す日常になっていないか、学ぶことを忘れていないかなど、自分の時間の使い方を見直されてはいかがでしょう? 年の経過が長く感じられれば、気分的に何か長生きした気持ちになれるのではないでしょうか。

私も、この心きらきら児童デイサービス事業所にお世話になり、早10ヶ月が経ちます。過ぎてみればすごく短く感じられましたが、新しい体験、知識、出会い等があり、その時その時は長く感じた気がします。

余談ですが、今の私の希望は月並みですが、いつまでも健康体(家族を含め)でいられること、出来るだけ長く好きなゴルフを続けていきたいこと、あとは、良い意味で「あと何年しかない」から「あと何年もある」という余裕をもった気持ちになれたらと思います。

私の残りの人生をよりポジティブに生きていこうと思う、今日この頃です。