コラム
2024年3月22日
気持ちを伝える手段
発語でのコミュニケーションが難しいお子さんに対し、マカトンサインでやりとりする方法をお知らせします。
模倣ができるお子さんにはマカトンサインが有効です。マカトンサインとは手話を簡単にしたものであり世界中で使われています。お子さんが動作を真似できるのであれば、トイレへ行く時に大人がサインを見せて誘導します。あわせて子どもにもサインを真似してもらい、サインの意味を知らせていきます。毎日の生活の中でこうしたジェスチャーを入れると、次第に本人から要求のサインを出してくれるようになります。生活の中で「おしっこ行きたい」や「お茶飲みたい」など本人の気持ちを表現する手段になります。またサインはこちらから「待ってね」や「お風呂に入ろう」「おしまい」「見て」などの指示をする時にも使えます。
こちらの指示が理解でき、お子さんが自分の気持ちを伝えられるようになったら素敵ですよね☆